RYUSEI

RYUSEI【APT KOREA INCHEON 2022】EVENT6 SUPER DEEP STACK TURBO 13位入賞!

10/21/2022

RGP report RYUSEI


韓国で開催されたアジア最大規模のポーカー世界大会、APT KOREA INCHEON 2022 にROOTS GLOBAL PLAYERS のRYUSEIが参戦した。

 

約1週間の韓国渡航期間中に、RYUSEIが挑戦したのは3つのトーナメント。

 

初海外・初海外トーナメントに参戦するRYUSEIの挑戦を追った。

 

※APT: Asian Poker Tour

 


TOURNAMENT1

2022.10.18

EVENT1: MYSTERY BOUNTY FLIGHT B(200,000 TO BOUNTY POOL)

Total Entries: 264

Buy-in: 600,000(KRW)

Starting Stack: 25,000

Level Duration: 30 min

No Re-Entry, Freeze out

 

いよいよ初戦のスタートを切るが、アグレッシブなプレイで挑みたいと思っていたRYUSEIだが、思ったよりハンドが入らないことや、他プレイヤーが全体的に少し固いプレイだったこともあり、なかなか勝負を仕掛けられない状況が続く。

 

1stブレイク時点で、ショートスタックとなったRYUSEIは、 「今のところ攻めたプレイができず、なかなか厳しい。どこかのチャンスでダブルアップ狙います。」 と冷静に語った。

 

ブレイク明け、A5のハンドが入りプリフロップでライト3ベット、2コールをもらい、フロップブラフオールインで見事に2人を降ろし、宣言どおり実質ダブルアップに成功する。

 

2ndブレイク後も、チップの増減を繰り返しながら、引き続き厳しい状況は変わらずRYUSEIにとっての海外トーナメント1戦目を終えた。

 

「初めての海外トーナメント参加ということもあり、もっと緊張すると思っていたが、意外と緊張はなかった。 普段は降りないAKも結果的にナイスフォールドできるなど、いつも以上に冷静なプレイで臨めたが、全体的にハンドが入らず、勝負を仕掛けるタイミングがつかめなかった。」

 

RYUSEIらしいアグレッシブなプレイを時折見せるものの、厳しいトーナメント初戦となったが、前向きに振り返った。

 

TOURNAMENT2

2022.10.20

EVENT4: NLH SINGLE-DAY EVENT

Total Entries: 171

Buy-in: 400,000(KRW)

Starting Stack: 10,000

Level Duration: 20 min

No Re-Entry, Freeze out

 

スタート早々にAKのハンドが入り、プリフロップ4ベットに対してコールが入る。 リバーまでボードがペアボードであったことやアグレッションの高いプレイヤーからのオールインもあり、AKハイでブラフキャッチを狙う。 結果ダブルアップし、開始から2時間後の1st BREAK時点で、チップ量はAve14,300に対して29,000。

 

昨日に比べてキャッチが冴えている印象であった。

 

途中、JJに対してプリフロップQQでコールし、ボードにJが落ちたことによりJのスリーカードが完成、スタックを半分に減らす。

 

ここが今回のイベントでの運命の分かれ道となる。

 

開始から約4時間後、最後はハンドに恵まれず、惜しくも残り約60名程のところでプレイヤーアウトとなった。

 

「昨日に比べて今日はキャッチが冴えた日だった。入賞までいけるとプレイしながら確信があったので、とにかく悔しい……。気持ちを切り替えてラストのトーナメントに備えます!」 と悔しさを滲ませながら語った。

TOURNAMENT 3 🏆13th PLACE

2022.10.21

EVENT6: SUPER DEEP STACK TURBO

Total Entries: 173

Buy-in: 400,000(KRW)

Starting Stack: 20,000

Level Duration: 20 min

No Re-Entry, Freeze out

 

MYSTERY BOUNTY、そしてNLH SINGLE DAY EVENTでの経験を経て、いよいよ今回の渡航期間中最後のトーナメントに参戦。 前回までの反省を踏まえ、チェックレンジを強くし勝負に挑む。

 

「今回のトーナメントはターボなのですぐに飛んでしまう可能性はあるけど、ラストトナメなので気合いを入れて頑張ります!」

 

ターボトーナメントの特徴でもある、誰がいつプレイヤーアウトしてもおかしくない状況で、長時間の戦いの幕が開ける。

 

途中ショットスタックになったり、トリプルアップの復活劇を見せたりするアップダウンを繰り返しながら、ようやくバブルラインに。 ついにトーナメント開始から約5時間後、入賞のラインである29位に勝ち残った。

 

RYUSEIのハンドQQ持ち、オープンしてBBがコール、Kハイボードになる。 BBのレイズにコール。ターンでBBのAll-inに対してRYUSEIがコールし、ブラフキャッチに成功する。 ここで、70,000点まで大きく増やす。

 

その後も粘りのプレイを見せて、初めての海外挑戦で13位入賞という結果を収める。 見事に入賞賞金1,103,000KRWを獲得した。

 

13位入賞を果たしたRYUSEIは、

「今回の挑戦でとにかく結果を残すことにこだわっていたので、残せて本当によかった。

 でも、ファイナルテーブルが見えていただけに悔しさは残る。ファイナルテーブルで記念 写真を撮りたかったですね。」 とコメント。

 

トーナメント終了後、今回のAPT KOREA INCHEONでの初挑戦をこう振り返った。

 

「3つのトーナメントを通して言えることは、とにかく日本にいる時と変わらずいつも通りのプレイができた。本当に楽しかった! 今回の経験は自信につながった。今後も海外トーナメントへの挑戦は続けていきたい。海外トーナメントでの優勝が目標です!」

悔しさは滲ませながらも、終始楽しそうに語るRYUSEIの姿が印象的だった。

  

環境が変わっても”いつも通りのプレイをする”ことにとにかくこだわっていたRYUSEI。環境やその瞬間の感情に揺さぶられることなくプレイできたことが、今回13位入賞という大きな結果につながったと言えそうだ。

 

今後もさまざまな海外トーナメントで彼らしいプレイを見せ続けてほしい。

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