MATSUTSUN
MATSUTSUN 1年越しのWSOPへの挑戦! MINI MAIN へ出場
7/31/2022
アメリカ・ラスベガスで開催されている世界最大のポーカー大会
World Series of Poker 2022にMATSUTSUNが参戦した。
昨年度開催されたWSOP2021にも挑戦していたMATSUTSUN。
初の海外トーナメントで見事入賞を果たした。
「前回は初めての海外で不安なことが多く、緊張していた。
一方で、常に新鮮な気持ちでトーナメントやキャッシュゲームに触れ、純粋に楽しかった。」と振り返る。
前回の様子は、こちらの記事からご覧いただけます。
MATSUTSUN WSOP 2021 #68 LITTLE ONE FOR ONE DROP 入賞!
今回2度目の挑戦を決意した理由は、
「前回の経験を自分の中で整理して、誰かに頼らずとも当たり前に海外に行けるような循環を作りたいからだ」
と語る。
MATSUTSUNがまず挑戦したのは、
#66: $1,000 MINI Main Event No-Limit Hold’em
惜しくも結果は残せずに敗退となった。
「特に大きなミスも無かったが、見せ場もなくブラインドと共に流れてすぐに飛んでしまった。」とトーナメントを振り返った。
気持ちを切り替えて挑んだのは、
#78: $2,500 No-Limit Hold'em
結果は、1200人中500位。惜しくもDAY1で敗退となった。
「飛んでしまったものの、楽しくポーカーができた。一時期、点数を倍くらいまで増やせたが、途中我慢の時期があって最後は時間に負けたという形。ミスはなく、上手いプレイで粘ることができた。希望が見えた感覚がある。プリフロップオールインで自分がAKo、相手がAQs。ボードがKQTJで、チョップになってチップを倍にできなかったシーンが悔しかった。あのポット取れてたらもっと楽しくプレイできたんじゃないかと」
と印象的だったシーンを語った。
トーナメント出場の時間以外は、主にARIA、Bellagioでキャッシュゲームをプレイ。
$2-5、$5-10を中心に、$5-10-20にもチャレンジした。
「長時間ゲームに向き合うのは精神的に大きな負担になる。」と、改めて専業の難しさを実感した様子。
これまでよりもポーカーとの距離を縮めた2週間。
彼の結論は、「ポーカーを愛しているからこそ、生活の中心に置くことは難しい」というものだった。
「今回は、残念ながらメインイベントの参加は見逃してしまった。でもポーカープレイヤーとして、いつかメインイベントに出場するという夢を持っている。来年参加する時は体制を変えて、メインイベントに出るための調整をしたい。今後は、半年に1回アジア近辺、1年に1回WSOPやヨーロッパに行きたい。」
と、次回WSOPやこれからの海外の挑戦に対して前向きな姿勢を見せた。
専業ポーカープレイヤーという生き方を選択することは容易いことではない。彼がこの旅で得た成果は、ポーカーとのベストな距離を見つけたこと。
「全てをポーカーにささげて専業として生きていくのではなく、会社員を続けながらも海外でポーカーに挑戦するというライフスタイルのバランスを確立させたい。」
日本で会社員として働きながら、海外ではポーカープレイヤーとして両立するライフスタイル。
海外でポーカーをプレイすることに憧れる者にとって、彼のライフスタイルは一つのモデルとなるだろう。
2つのスタンスを折衷させたライフスタイルを見出した彼からは、旅の始まりと比べて更に強くなったポーカーへの愛を感じた。
ポーカーを愛し、向き合い続けるMATSUTSUNの活躍をこれからも追いかけたい。